現在のデジタルクリエイティブコース(2年制）に「ラボ」の称号が加わり、しっかり能力を高められる３年制コースに生まれ変わります。3DCG技術の習熟に留まらず「コンテンツ全体の目的を理解し設計できる能力」と「強靭な現場対応力」の養成を通して、ビジネスや社会に渇望されるデジタルコンテンツを生み出せる開発者を目指します。

現在のデジタルコンテンツは、ゲームなどのエンターテインメント分野はもとより、幅広いビジネス分野のDX推進や、人々の日常生活に役立つ身近なアプリケーションなど、急速にその領域を拡大。カリキュラムに組み込まれた外部機関との連携プロジェクトやリアルビジネスプロジェクトヘの参画で、急加速するデジタルワールドの拡張に対応します。「学生だから」という前提に甘えず、時には企業の新しいコンテンツ開発の先導的な役割も果たしていきます。

ゲームエンジンをはじめとする開発ツールの劇的な進化やAI活用による時間と量的処理の効率化など、コンテンツ開発のあり方は現在進行形で大きく変化しており、これに伴い求めらるクリエイタースキルの質も変化してきています。デジタルクリエイティブラボはクリエイターの熱量をベースに、コンテンツの目的をしっかり踏まえ、次世代コンテンツ開発に果敢に挑戦するクリエイターを養成します。

専門学校教育の大前提は、卒業後のクリエーションの現場で実効性を発揮すること。授業を受けて技術やスピリットを身に付けるだけでは足りず、実社会の仕事のリアルな温度を感じ「技術やスキルの本質的な目的と必要とされるレベルの現実」を頭と身体に刻み込むことが大切です。デジタルクリエイティブラボではDX（デジタルトランスフォーメイション）が急速に進む企業様をはじめとする現代社会の多様なプレイヤーの皆さまと関わりを持ちながら、クリエイターの果たす使命と真に必要とされる能力を実感しながら学べる環境を用意しています。

授業課題の一環として外部の企業や団体さまとプロジェクトを進める方法です。教員指導監督のもと学生が実務プロジェクトに携わり、企業側のメリットを実現していく取組みです。

教員及び一定以上のスキルと社会性をもった学生がお客さまのビジネスパートナーとして、特定の役割を果たしたり、特定のDXソリューションの共同開発などを有償で行うものです。

絶え間なく生まれる新しいテクノロジーの検証と活用法の研究は私どもの宿命です。これら一連の研究活動を通じて生まれた実験的なコンテンツは動画等を通して公開していきます。