実体に基づいた精密なデジタルプロダクツを生み出す技術があれば、実物のモノづくりにも活用できDX化につながります。さらに、精度の高いデジタルデータはヴァーチャルコンテンツとして展開しやすいため、オンラインビジネスや効果的なプロモーションに直結。こうしたビジネスでニーズの高まる3Dデジタルモデリング技術を習得します。
まずは、実物のモノづくりのプロセスを学び、手作業による製作を体験。アナログの作業を通して、デジタルプロダクツと連携する際に考えられる制約や起こりうる問題点などを把握します。
モノづくりDXにおいて最も重要なのは、基本となるリアルプロダクツの考え方に基づいて精緻なデジタルプロダクツを制作すること。確かなモデリング技術を養うことで、実物のモノづくりの精度をより高めスムーズに進行させるとともに、デジタル上のプロモーションにも貢献します。
実物のモノを扱うビジネスに加え、デジタル上で利益を生むビジネスも重視される今。精緻なデジタルプロダクツに、ユーザーを魅了できるような仕掛けを加え、現実空間では表現できないようなプレゼンテーションができれば、より効果的なプロモーションやオンラインビジネスにつながります。
デジタルプロダクツコースの拠点となる上田学園中津校舎は、大阪総合デザイン専門学校と姉妹校の上田安子服飾専門学校が同居するゾーンであり、ファッションや服飾雑貨などのモノづくりの教育設備が充実。上田安子服飾専門学校と連携し、品質と信頼性の高いモノづくり教育を行います。
総合クリエイティブ学科〈3年制〉の3コースは、学習内容の関連性が深く、それぞれのコースが学習目的を持ちながらも、技術やデータの共有や相互学習が可能です。担当教員らも3コースの授業すべてに関わり、一人ひとりの学生の個性を共有しながら長所を伸ばし、学生の成長過程における重要なタイミングを見逃さずに適切なアドバイスを行う体制を整えています。